３０代を後悔しない５０のリスト−１万人の失敗談からわかった人生の法則

30代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

30代になると、同性、異性を問わず、付き合う人によってその未来が大きく変わってきます。100％変わるといっても過言ではありません。

一緒にいてラクな人と付き合うだけでは、素の力はいつになっても身につけられません。向上心を持って、いい意味で自分に負荷をかけ続けることができる良好な人間関係こそが、人生を大きく好転させるのです。

仲間やパートナーを見つけることができなかったと後悔している人に共通しているのは、何より相手への関心が希薄なことです。そのために相手の懐に入っていくこともできず、本音を引き出すこともできず、馬が合うかもわからない段階で止まってしまい、人間関係が深まっていきません。
仲間が見つからないのは、自分が相手に心を開いていないからです。相手に関心を持つという意識を高めて、ほんの半歩でいいので自分のほうから歩み寄って、相手の興味・関心を引き出すところから始めましょう。自分から関心を持てば、相手は安心して心を開いてくれるものです。

私がこれまで多く聞いてきた一人身のつらさというのは、待つ人のいない家に帰る寂しさだということです。孤独は別に問題ない、むしろ気がラクだという人もいるかもしれません。ですが、この不安感をもっとも感じる瞬間は「親の死」のようです。親の介護とともにやってきて、親の死とともに現実のものとなる、とは独身者の弁です。

一人でいることは確かに「一人時間」を自由に使えることになりますが、心を震わせるような喜びや感動は他者との関わりから生まれるものです。心の通じ合う人生のパートナーや仲間を持つことが、その人の人生の充実感につながることを先人たちが教えてくれています。

感想
僕も後悔しない生き方をしたいからな。今現在の生き方にはそれなりに満足しているけれど、それに安住して留まり続けていたら、後々悔いることにもなりかねないし。先人の知恵を役立てようと思って読んでみた。なかなか興味深かった。
一番心に残ったのは、やっぱり「人」の部分だな。耳に痛い指摘も多かった。このままだと絶対に後悔のポイントになるだろう。何とかしたいとは思っているんだから、それを実際に行動に移していかないと。
仕事の部分では、特に引っ掛かるところはなかった。自分の強みや、自分のやりたいこと、目指したいことってのは、ある程度分かっているからな。それを効率的に、効果的に伸ばしていけるよう、努力を重ねていきたい。機会があれば、それ以外のことにも挑戦していきたい。他にやれることがあるかもしれないからな。