COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/24
- メディア: 雑誌
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[演奏自在な手] 28個の電極を装着したアームバンドを手にはめ、関節や筋肉に電気パルスを送信して、指の動きを細部まで指示する。つまり、手の動きを完璧に制御するのだ。
「スマホを使った行動記録で健康の常識が変わる」
これまでもダイエットや家計簿、読書など、日々のデータをノートなりパソコンなりに記録・管理するという人は多かった。だがいまではSNSやスマートフォンの普及によって、「半自動的」にこうした人生の記録をとることが可能となっている。
このような行動記録の動きはまだ始まったばかりで、今後アプリは間違いなく高性能化するはずだ。"自分の行動を変えてくれて、幸せを管理してくれるプログラム"という概念は、あまりに魅力的で見過ごされるはずがない。いつか誰かが必ず普及させるに違いない。
「日本でのカジノ合法化を考えてみる」
国連に加盟する大多数の国では、ゲーム賭博の場・カジノの存在が法的に認められている。公認カジノが採用するゲームの平均控除率は、どこでも1%前後だ。(競馬・競輪・オートは25%超、パチンコは良心的なホールで8%)
これじゃ、勝負にならない。日本でカジノが公認されれば、官公庁およびそれにぶら下がる族議員たちの賭博関連既得権益が一発ですっ飛んでしまう。それゆえ、これまでの日本では先進国としてはほとんど唯一、カジノが公認されてこなかった。
感想
演奏自在な手。面白いものを開発してるんだな。僕はたまに思いついたときにピアノを弾くんだけど、不定期すぎて、今以上の劣化を防ぐので精一杯。全然上達しない。この発明品を使ってすらすらと弾けたら楽しいだろうなあ。
ライフログについて。僕もこれまで、色々なデータを記録してきた。この読書ブログもそうだし、家計簿、日記、家での時間の使い方、等々。でも、まだまだ断片的なデータだと感じているし、十分に活用できているとも言えない。この分野において、技術がさらに進歩していくのが楽しみだ。
カジノについての話も面白かった。やっぱりここにも利権が色々と絡んでいるんだね。お金が動くところにそういうのがあるのは当たり前か。紹介されていた「越境者たち」って本、今度読んでみよう。
そして毎回言っているけど、最新号からかなり遅れてしまっているので、早いとこ取り戻していかないと。