40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】2014年の振り返り1 書評まとめ

去年に引き続き、2014年を振り返ってみる。


今年ブログでは、計52のエントリーをアップした。去年は107エントリーだったんで、まさに半減。平均すれば週1更新ってことになるけれど、今回の更新が7週間ぶりだからね。一体来年はどうなることか、って感じだな。
こうなった理由については前に記事としてアップしているけれど、今になって思えば、あの時にちゃんと予告しておいた良かったね。理由もなく突然更新が途絶えるのは寂しいものだもんな。まあ、そんなことより定期的にアップするのが一番ではあるんだろうけど。

読書した本は145冊。去年は165冊だったので、半減したわりには読書量は維持している。でも、そのうちの74冊がラノベ。いやあ、どんどん退化していってるなあ。


次は、今年印象に残った読書について、なんだけど。これだけ母数が少ないと、大した情報にならないな。まあ仕方ない。

・森 博嗣「自由をつくる自在に生きる
著者の考え方にはかなり共感した。アリリタ志向者に親和性のある考え方。僕も自由の獲得に向けて頑張っていきたいもんだ。森さんの「すべてがFになる」って今年ドラマ化されたし、今度アニメ化もされるらしいね。いや、未だに読んではいないんだけど。


ショーペンハウアー幸福について 人生論
これ以外にも色々な人生論・幸福論を読んだけれど、ショーペンハウアーの考え方が一番共感できたかな。アドラーの「人生の意味の心理学」なんかは、特に共感できたわけではないけれど、その思想を通して色々と考えることができて楽しかった。


・勢古 浩爾「定年後7年目のリアル
この本自体からそれほど多くのことが得られたわけではないんだけど。勢古さんの本はこれ含め6冊読んだし、ショーペンハウアーの本も勢古さん経由で読んだので一応ピックアップ。純粋なリタイア本は今年3冊読んだけれど、リタイア本でなくても読んでいてそっちに思考が流れる読書が多かったな。一つの思想に染まりきった状態ってのは決して望ましくないんだけど。広い視野が欲しいところ。


・山我 哲雄「一神教の起源
リタイア関係に思考が染まる中、それとは無関係に関心のあった分野。他に、「神話の力」もかなり面白かった。来年はこっち関係の読書も深めていきたいし、それ以外の関心分野も開拓したい。


河野裕サクラダリセット
ラノベから選出。独特の雰囲気があって、すごく引き込まれた。読むのが止まらない作品だった。「烙印の紋章」もかなり面白かった。来年はファンタジー戦記モノを色々物色してみるのもいいかもな。


理不尽な孫の手無職転生
なろう小説」から選ぶならこれと、「この世界がゲームだと俺だけが知っている」が僕の中では一つ抜けていたかな。今年初めてこのサイトの存在を知り、以来読みまくった。多分、トータルすれば本の読書量よりも多かったと思う。勢いのみで書き殴ったような作品も多かったけど、成り上がりとか無双とか、やっぱり好きなんだよね。来年も面白い作品に出会いたい。



次は、タグ別ランキング。不動の1位が23個の「生き方」。2位が11個で「古典」。3位が10個の「歴史」。読書数に合わせ、去年よりも軒並み少なくなった。
定番だった「雑学」は7個。去年は「生き方」並みに読んだのにな。知識を手に入れる読書って、その場では知的好奇心が満たされるけれど、その記憶はほとんど残らない。穴の開いたザルに水を汲むかのよう。本当、必要ない記憶をさっさと整理する脳の機能ってのは素晴らしい。合理主義の僕だからこそ、その性能には磨きがかかっているような。ってのは被害妄想かもしれないけど。それに、知りたければネットを調べればすぐに手に入るわけで、それも知識系の読書をすることへの熱意を減らしてるのかもな。



12/31までの総アクセス数は287,000くらい。1年で5万ちょっと。エントリー数半減した割には維持したほうだね。というか、アップしなくても大して増加ペースが変わってないんで、あんまり当てにならない数字かもな。まあいいや。



ブログアップについて。今になって思えば、定期的にアップするってのは、定期的に考えをまとめるいい機会だったよな。一度制約を外してしまってからは、落ちるところまで落ちたって感じだし。ブログで公開はしなくても、小説含めオフラインでは感想をまとめてはいるんだけど、やっぱりアップするのとでは頭を使うレベルが違ってくる。オフラインでは書き直しなんてせず、書き殴っているだけだからね。自由になりすぎるのも良し悪し。ある程度制約が必要なのか?それって、僕の目的からすれば本末転倒なんだけどなあ。


あと、ブログアップ停滞の理由として、書く内容がワンパターン化・マンネリ化しているってのも感じていた。アリリタという目標が明確化したことにより、僕の思想も固まってしまったような。それに反するものと出会っても、「他人は他人、自分は自分」で全てかわしてしまいそう。向き合った上での排除ならいいんだけど、老人特有の意固地・思考の停滞には陥りたくない。森さんも、「自由でいるためには油断せず行動し続けなければいけない」と言っている。肝に銘じていきたい。