「今のインド」がわかる本
- 作者: 門倉貴史
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
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今後伸びていく国として注目していたので、こういう機会に接することができてよかった。なんといっても30年後には中国の人口を抜いて世界一の人口の国になるので、世界の第一線にそのうち登場してくるわけだから。まあ今でも既に注目はされてるんだけど。
インドという国の概要を大体掴むことができた。カースト制度の影響はまだ残っているらしい。一度浸透してしまったシステムや意識を変えるのは本当に大変なことだ。国にとっても個人にとっても。それはインドに限らず世界どこでも、僕にだって当てはまる。でも、本当に大切なことを見極め、変えていく勇気を持たないといけない。そのためにはもっと思考を熟成させる必要があるんだろうか。もっともっと考えていきたい。
それにしても、こうやって近現代の状況を見ていくと、歴史を一から辿ってみたくなってしまった。過去の歴史に関心を持つと現代の政治が知りたくなり、現代を知ると過去を知りたくなる。本当に、何事もつながっている。全ての物事を横断して考えられるようになれたら素晴らしい。是非そうなりたい。