COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 07月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/25
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先月号の反省を活かし、今回は速攻で読み終わった。両極端だな。でもなるべくこのスタイルでいこう。
今号で面白かったのは、「じつは6割がクリスチャン!アフリカ人の信仰の実情」って記事。びっくりした。
それと、「盛り上がる温暖化懐疑論に出資する黒幕は誰だ?」って記事。最近懐疑論をよく目にするようになったのは、こういう背景もあったのか。僕はもともと温暖化論について、費用対効果に見合っておらず、時代や世情に流されている面が多々あるんじゃないかと距離を置いて見てきた。地球のためとか言いながら、金儲けの対象になってないか?って。だから温暖化懐疑論の意見は、極端に走りがちな世論を冷静にさせて客観的に考えさせる点で好ましいものだと感じていた。でもその後ろに化石燃料企業によるロビー活動があると聞くと、それもまた怪しいよなあ。結局、エゴとエゴのぶつかり合いでしかないのか?まあ、背後に何があるにせよ、一方的な見方に陥るよりはマシか。両者の意見がごまかしやこじつけではなく、それぞれの意見を戦わせることで真実や最良策が見つかってくるといいなあ。
ついで、「ギリシャに続いての破綻が囁かれる日本経済の延命策はいつまでもつか」って記事。いまや、「日本経済は破綻を回避できるか?」が問題じゃなくて、「日本経済はいつ破綻するか?」が問題となっているらしい。そういう見方はしていなかったんでかなり新鮮。でも本当、そういう事態も想定しておいたほうがいいよな。今でも外国の株や債権の割合を大きく持つようにしているけれど、どういう対策が有効なのか、考えていかないとな。まあ、破綻すると長いこと言われ続けながら未だに保っているわけだし、性急に行動するようなことはしないけど。
「世界一の幸福先進国デンマークの秘密とは」って記事も面白かった。条件が違うから、北欧諸国と同じようなシステムを作ってもうまくはいかないんだろうけど、日本人にとって何が本当に有効に働くのかってことを考えていかないとな。自分にとっての幸福が何かってのもちゃんと考えて意識して、それに沿って行動していきたい。