40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則

努力は報酬に直結しない。懸命に汗を流しても、働く場所を間違えると、流した汗は報われない。入力よりも出力に注意を払うべきなのだ。肝心なことさえわかっていれば、必ずよい結果が出る。いくら頭がよく、勤勉な人でも、よい結果が出るとはかぎらない。

悠然と構えて、大きな夢を描く。時間がないというのは嘘である。時間は十分過ぎるほどある。すべてを犠牲にして、あくせく働かないと、何ごとも達成できないと思い込んでいるだけである。大事なのは、ひらめきと選択である。

◆すばらしいことを成し遂げるのは、モノを選り分ける能力があり、一度決断したら迷わない人である。

◆人生の重要な決定の一つに、盟友や味方の選択がある。数少ない盟友を慎重に選び、特定の目的を達成するために、固い同盟を結ぶ。

◆幸福の大半は、きわめて限られた時間の中から生まれる。使った時間に見合うだけの成果が得られているかどうか、歩きながらじっくり考えてほしい。時間をやりくりしようとあれこれ考えても仕方がない。時間の使い方を根底から変える必要がある。

人生にいったい何を期待しているのか、それを考えてみよう。ほとんどの人は、何が欲しいのかを考えない。その結果、つまらない人生を送る。お金のため、あるいは達成感を求めて、懸命に働きながら、目的地に着いたとき、その勝利の虚しさに気づくかもしれない。その悲しい状態を冷酷に示しているのが、80対20の法則である。努力の80%はほとんど報われず、時間の80%はつまらないことのために消えていく。


感想
80対20の法則って面白いよな。僕も仕事においてこの法則を実感している。本当に価値を生み出す時間ってのは短い。そこさえクリアしておけば、あとは何をしていても咎められることはない。余った時間は情報収集に使っているけれど、得られる益は少ないんだよなあ。まあ、こういう仕込みが必要なのも確かなんだけど。もっと効率を高められないか考えていかないと。
これは会社全体にもこれは当てはまるんだろう。僕は全社の実績が調べられるんで、優良顧客とそれ以外の割合を見てみるのも面白いかも。それが分かったところで、僕には事業や顧客を切り捨てる力なんてないんだけどさ。


この法則が私生活にも当てはまるとは考えたくないところ。僕は家の中での活動については、何に何時間使ったか、記録を付けている。だから分析も容易なんだけど。でもどの活動も楽しくやってるんだけどなあ。楽しみ方がそれほど極端に偏っているとは思わない。まあ、それぞれの活動の中には80%の無駄があるんだろうけど、大事な、面白いところだけ抽出するってのはなかなか難しいんだよな。その技術は磨いていきたいけどね。読書での飛ばし読みとか、感想をまとめるのも本当に価値のあるものだけにするとか。
それに、楽しさだけが追い求めるべき価値じゃないよな。何が価値あることなのかを見極め、必要な部分により重点を置いて取り組んでいかないと。その場限りの楽しみじゃなく、後々まで効いてくるものは何か?人生全体での幸福度の最大化を目指していこう。「人生にいったい何を期待しているのか」か。時間の有効活用よりも先に、このことをじっくり考えてみなくちゃ。


「楽しさ」、特に「知る喜び」は僕にとって価値の高いものだけど、やっぱり生まれたからには、何かを残したいよな。芸術や文章の才能でもあれば良かったんだけど、あいにくそんなもの無いんだし。というわけで、今のところは「教え手になりたい」って思っている。何かを伝えたい。残したい。後輩や部下に対して。友だちや、その他の人々に。このブログも、実はそんな思いもあって続けてるんだけど。
でも人生全般にわたって何かを伝えられるとしたら、やっぱり親の立場ってのが一番やりやすいんだろうと思う。自分の経験からも、「思い通りに育ててやろう」なんて思ってはいないけど、僕が得てきた人生経験の色々を伝授できたら楽しいだろうなあ。


とりとめもなく書いてきたけど、それが僕の80%の価値に当たるというのなら、全力を尽くして頑張っていかないと。なにせ、現時点では何の行動も起こしていないんだからな。