クーリエ ジャポン 2011年 8月号
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/25
- メディア: 雑誌
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数年前とは比べものにならないほど、インターネット上のデジタルデータが増えている。こうしたデータをつなぎ合わせれば、個人の生活パターンから趣味・嗜好まで、いろいろなことが見えてくる。大手小売チェーンやシリコンバレーのベンチャー企業などは、この大量のデータをマーケティングに活かすべく収集・分析に乗り出した。
2100年世界人口予測
①インド 15億5100万人
②中国 9億4100万人
③ナイジェリア 7億3000万人
④米国 4億7800万人
⑤タンザニア 3億1600万人
⑥パキスタン 2億6100万人
⑦インドネシア 2億5400万人
⑧コンゴ民主共和国 2億1200万人
⑨フィリピン 1億7800万人
⑩ブラジル 1億7700万人
「スマートフォンを利用すれば『幸せ度』を正確に計れるか?」
スマートフォン利用者対象で、83カ国から5000人が回答を寄せた。その結果わかったのは、洗濯であれ何であれ行為に集中している時ほど幸福度は高いこと。逆にいえば、あれこれ思考がさまよっている時はさほど幸せを感じない。
感想
「ビッグデータ」についての記事。前にも「その数学が戦略を決める」って本を読んでデータ分析・統計に興味を持ったことがあったが、やっぱりこの分野については惹かれる気持ちが強いみたいだ。といっても、結局何もやっていないんだけど。でも僕は、データ収集が好きだし、それを体系立てるのも好きだし、細かいことも苦にならないし、向いている分野だと思うんだよな。現状維持に甘えず、自分だけの武器を作っていかないと。改めて、この技術を磨くために何が出来るか考えていこう。
2100年の世界人口予測についても面白かった。実際に2100年になってみて、どれだけ当たっているかは分かったもんじゃないけどさ。でも、色々と情勢が変わるのは確実だろう。どんな世界なんだろうな。純粋に興味がある。まあ、その時には生きてはいないんだけど。
日本の国債について。危ない危ないと言われ続けているのは知っていたが、既に何度も空売りを仕掛けられていたとは知らなかった。空売りが成功するとしたら、崩壊は徐々にではなく一気に進むってことなのかな。僕は多少は備えをしているが、どの程度耐えられるものなんだろう。生活の基盤は日本にあるわけで、その影響を受けないわけにはいかないんだから。円が強いままでいられるのなら、それに越したことはない。まあ、そういうわけにはいかないだろうけど。
「幸せ度」についての記事も面白かった。幸せって数値で評価できるものじゃないから、何をするのが一番良いのか、よく分からなかったんだよな。費用対効果の一番高い活動は何だろうって考えたりもするし。知らないことを潰して色々知ろうとするのも、より深い満足・幸せを求めてのことなんだよな。
「どれだけ行為に集中しているか」ってのは、今まで考えもしなかった新しい評価軸。まあ結局これも、数値化できるものではないわけだけど。でも、抜け漏れなく多面的に評価するためにも、新しい軸が見つかったのは喜ばしいことだ。今後はこれも活用していきたい。