あなたを天才にするスマートノート
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もったいなくても、右ページから書いてください。なにも書くことがないなら、真っ白のまま空けておいてください。でも、真っ白のままだったら不安でしょ?左ページになにもないの、もったいなくないですか?実は、この「もったいない」が狙い目です。もったいない!と思うなら、何でもいいから左ページに書いてください。
ブログやネットデビューするのに最適な時期は、第7フェーズか、または第6からです。別にもっと早くからブログを書いていても、全然かまわないんですけど、なかなか面白く書けなくて反応も薄いから、苦労ばかりが多いんですよ。あたりまえのことが起こったときに、面白いことが書けないから。知識を見識の段階までもっていけないからです。
ブログは表現の場であって、基本、面白いことしか書いちゃいけないんですよ。
感想
最近、岡田さんがやっているニコ生をいくつか見る機会があって。結構面白そうな人なんで、岡田さんが書いた本をいくつか読んでみることにした。「レコーディング・ダイエット」って、この人が提唱したやつなんだね。名前だけは聞いたことがあった。試したことはないけど。
今回の本は、ノート術について。僕は仕事以外ではノートを使わないんだよな。日記は付けているが、全部パソコン上で付けている。やっぱり記録に残したいってのがあるので。まあ、見返すことなんて、ほとんどないわけだけど。でもかさばらないからな。ノートが溜まって、場所を取るようになるのは嫌なので。だとしても、パソコンではなくノートを使うことに実利があるってのなら、興味がないことはない。効率を重視しすぎるのは良くないと、頭では分かっている。
5行日記を書くことから始め、感情を思考にまで高めること、それを連結させてさらに高い次元の思考を生み、自分独自の価値を提供するところまで。順を追って無理なくやれる方法を説明してくれており、なかなか面白そう。特に、「自分のアタマで考えよう」を読んで、まさにそういうことをやっていこうって思っていた矢先だったし。それに、読書本で実践するよりも、日常に密着したテーマで磨いたほうが、さらに幅広く色々な思考を構築できそう。読書本だと分野が偏るし、本を読むペースに左右されるし。さっそく試していこう。
面白かったのは、ブログを書くのは最終フェーズ近くまで行ってからのほうがいいって言われていたこと。まあそうだよな。貴重な時間を使って読んでもらうからには、それ相応のものを提供しないといけない。「豊かな腐葉土」にはなっていると思うけど。
閲覧数が少ないことは全然気にしていないけど、読んだ人が満足するような記事を提供できるようにはなりたい。