40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】2013年の振り返り1 書評まとめ

去年に引き続き、2013年を振り返ってみる。


今年ブログでは、計107のエントリーをアップした。去年は118エントリーだったんで、さらにペースダウンしたなあ。ただ、平均すれば週2更新ってことで、これくらいのペースが今の僕にとっての適正かな。今でも、かなりの時間をこれに注いでいるからね。

読書した本は165冊。去年は134冊だったので増えてはいる。とはいえ、そのうちの46冊がラノベなんでね。別に悪くはないし、小説の方が心が揺り動かされる楽しい読書になるし。ただ、ブログに書きにくいってのが問題なんだよな。


次は、今年印象に残った読書について

・井形 慶子「イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす
今年一番の収穫は、早期退職、アリリタについて強く意識するようになったことだな。この本をきっかけに、関連本を読み漁った。「定年後のリアル」「年収100万円の豊かな節約生活術」「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」等。別に仕事が嫌いなわけでも、人間関係が煩わしいわけでもないんだけど、何が一番大切なのか、思考停止することなく考え続けていきたい。


・ちきりん「未来の働き方を考えよう
40代で二回目の働き方をするってのは、上に挙げた早期退職にも通じる。ちきりんさんのブログには一年中お世話になったし、そこで紹介されていた本にも結構考えさせられた。「勝ち続ける意志力」「企業が「帝国化」する」とか。思考が活性化されるってのは楽しいことだ。今後もそういう題材を求めていきたい。


・鎌田 浩毅「座右の古典
この本に紹介されていた古典50冊を読み進めていこうと思ってたんだけど、結局13冊しか読めなかった。これは来年も継続していきたい。でも、こういうきっかけでないと読まないだろう本とも出会うことが出来たし、いい経験だったな。「自省録」「大衆の反逆」「幸福論」とか。やっぱり哲学系の話は面白い。


・岡田 斗司夫「評価経済社会
岡田さんの本は今年、計11冊読んだ。他にも、ニコ動のブロマガに加入して毎月放送を見てたし。岡田さんの思想やその表現方法にはすごく引き込まれた。と言いつつ、あまり「評価経済社会」に乗っかるつもりはないんだけどね。ブログには載せなかったけど、岡田さんの結婚観はかなり参考になった。


・島地勝彦「マグナカルタ
今年も相変わらず島地さんにお世話になった。毎週水・木・金曜日に更新されているネット連載も欠かさず読んだし、そこでお勧めされていた本も何冊か読んだし。憧れるばかりで、全く真似出来ていないわけだけど、人生の幅を広げてくれる存在。こういう人を大事にしていきたい。


・野村 美月「文学少女
ラノベから選出。ブログには載せなかったけど、シリーズ通してめちゃくちゃ面白かった。主人公の弱さには毎度苛々させられたけど、毎度、終盤の怒涛の展開で全てをひっくり返して大満足させてくれた。
他に、森橋ビンゴの「東雲侑子」シリーズも良かった。普段それほど心の動く人間ではないので、こうして大きく揺り動かしてくれる存在は貴重。今後もそういう作品に出会いたい。



次は、タグ別ランキング。1位が36個の「生き方」。2位が33個で「雑学」。3位が16個の「古典」。相変わらずの二大巨頭。今年新しく設けた「歴史」「思想・哲学」「古典」「政治」に該当したのは49冊。来年はここをもっと増やしたい。


最後に。12/31までの総アクセス数は235,900くらい。1年で8万ちょっと。去年と同じくらいのペースだな。量より質を目指そうと思ってたけど、大して上がらなかったかなあ。でもまあ、自分の当時の関心や思想が知れるのは面白い。今後とも、自分の心のうちを探る・問い直す機会としたい。