40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】読書・ブログについて

約3週間ぶりの更新。今日の更新も、読書記録ではないんだけど。それにしても、だいぶ期間を空けてしまったなあ。ブログ開始以来、これだけ空けたのは初めてだな。旅行していたわけでもないのに。週に2,3回更新していた時期から、最近は週1回が定着し、そうしてさらに頻度が下がって。別に、このままフェードアウトするつもりではないけれど、現状についてここで一度まとめておこうかと。本当は年末に総括しようかとも思っていたんだけど、その時にはまた感じ方が変わっているかもしれないし。今の思いをとりあえず。


読書について。自分自身、趣味の一つだと思ってきたし、実際に本を読むのは好きだ。ただ、突き詰めて考えてみると、読書は趣味というよりは、目的達成のための手段の一つ、という面が強かったのかもな。
目的の第一は、成長・向上すること。生活をするためにはお金を得る必要があり、そのためには働く必要がある。既に就職はしているわけだから、それを続けることがその手段となる。就職難の世の中、今の会社を放り出されると、今の条件を上回る会社に再就職できる見込みはかなり薄い。となると、放り出されるような事態にならないよう、社内で自分の有用性を示す必要がある。
だからこそ、僕の読書履歴の多くはビジネス書やノウハウ書が占めてきた。発想の元を増やせるよう、一般教養や雑学の知識を仕入れたり。知ること自体が楽しいって思いはもちろんあったけれど、自分の価値を上げるためって思いもかなりの部分あった。


目的の第二は、今後どう生きていくかを考えること。未来志向は僕の特性でもあるしね。世界情勢や政治に興味を持ったり、歴史や哲学に触れたり。過去を知り、現在を知ることで、未来に備える。経済を勉強したり、投資をしたりってのもこれに含まれるのかな。



そうした中で得られた一つの結論が、「早期リタイア」という選択。これは、第一と第二の二つの目的にそれぞれ応えるものとなっている。
まず第一。この結論に至った時にも書いたけど、よく考えたら、別に定年まで働かなくても十分なお金が得られることが分かった。それどころか、今現在の生活レベルで良ければ、後5年10年で達成可能。となると、"クビ"や"周りのレベルとの乖離"なんかを恐れる必要がないんだよな。その程度でよければ、現状レベルで十分対応ができる。逆に、出世してしまったら今以上に時間と労力を取られ、費用対効果に見合わないと思う。上司を見ていても、中間管理職なんて割に合わないからな。まあ、その上に行けるのならその苦労に見合ったものになるのかもしれないけれど、早期リタイアまでに回収することなんて不可能だからね。それと、これまでを振り返っても、本で得られるような知識や意欲程度では、ステップアップにはなんら効果がないってことも分かったし。僕にとって、上を目指すために必要な要素は、そういう種類のものではなかった。


第二。これはもう、「早期リタイア」ってのがそのまま答えとなっている。自由を、自立を求める僕にはぴったりの生き方だろう。その場限り、その年限りの持続性・方向性のない目標ばかり掲げてきた僕にとって、初めて一本芯の通った目標。達成の時を考えるとすごくわくわくする。



第一、第二の目的に目処が立ったことで、「手段」としての読書にも一つのケリがついたんだろう。もちろん、知らなかったことを知るのは喜びだし、今後の情勢は常にチェックし備える必要がある。だから、読書は今後も続けていく。ただ、今後は娯楽の一環、楽しみの一つとしての面に重きが置かれるようになるだろう。何より、コストパフォーマンス最高の活動だしね。
最近のブログ更新が滞っているのはそれが理由。読書自体は前と変わらずにしている。読書量ということでは大して変わらないだろう。ただ、ブログに書こうって思えるような題材ではないだけで。もともと、小説なんかの感想を載せるのは極力避けてきたからな。「考える」というより、本当に単なる感想にしかならないので。
このブログの主旨も、だから変えていく必要があるのかもな。読書に限らず、考えたことを綴るとか。まあ、この文章自体、そうなんだけど。それか、どんな種類の本でもとりあえずタイトルだけ紹介していくとか。定期更新に拘る必要がなければ、書きたいと思える本を読んだ時だけの不定期更新にしてもいいし。変化は悪いことじゃない。年末にかけ、どうするか考えていくかな。