17歳のための世界と日本の見方−セイゴオ先生の人間文化講義−
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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イエス・キリストはエッセネ派に属していたのではないか、あるいは親近感をもっていたのではないか。
ルネサンス時代は一つの世界(宇宙は一つ、神を中心にして完全に調和しているもの、秩序をもったもの)、バッロク時代は二つの世界の対比(キリスト教的な右中間と、科学上の発見との両立)。
侘びは負の表現方法。何もないからこそ、想像力で大きな世界を見ることが可能になる。
感想
世界の歴史を横断的に見る、というような話かと思って読んでみたんだけど、若干違っていた。でもかなり面白かった。やっぱり物事は色々な面から見ないとなあ。色々な発見がある。そうしないところには発展がない。停滞する。僕も固定観念を持つのではなく、色々なものを取り入れ、柔軟な思考ができる人間であり続けたい。読む本も偏らず色んなジャンルに挑戦したい。でも強みも作りたいし。まあ、そこもバランスなんだろう。