努力はいらない!「夢」実現脳の作り方
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2008/09/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 20人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
その力を活用すれば、まさに「創造的に」望ましい未来が現実のものとなります。学校の勉強でもスポーツでも、「自分はこれくらいだ」という自己評価が固まれば、そういう結果になるようにホメオスタシスが一生懸命働くのです。
低い位置に自己評価を固めてしまうと、一生そこに縛り付けられることになります。人間は成長していくのだから、常に現在の自分より高い自己評価をもつべきです。
アファメーションの準備(人生の棚卸しリスト)
・自分と自分の人生について現在、満足していないこと、変えたいと思うことは何か?
・満足しているのはどんなところか?続けたい、もっとふやしたいと思うのはどんなことか?
・何を心から楽しんでいるか?何を嫌っているか?
・望みどおりの人生を送れるとしたら、どんな人生を選ぶか?
・失敗しないという保証があれば、何をやってみたいか?
・死ぬ前に経験したいこと、やり遂げたいことは何か?次の10年なら?5年なら?1年なら?
・自分の長所・短所は?
家族や恋人、友人との人間関係、仕事や職業、肉体的・精神的健康、経済状態、精神状態、知的成長、社会活動など、人生のあらゆる面を見て、これらの質問に答えてみてください。
感想
典型的な自己啓発本みたいなタイトルだったので、ちょっと構えながら読んでいたんだけど、なかなかどうして、とても参考になる本だった。
「自分は自分が思っている通りの人間になる」というのはその通りだと思う。理想より下であれば「もっと行けるはず」と努力するだろうし、上であれば「出来過ぎだな」と力をセーブする。そして思ったとおりの場所に落ち着く。
本当、人間ってのは精妙に出来てるよなあ。本当に出来ると思ってさえいれば、どこまでだって高みに昇っていけるんだろう。
自己意識を高く保つための方法「アファメーション」。たまに聞く言葉だったけど、これを機会に僕の目標を設定してみたい。こういう本は読んだだけじゃ全く意味がないからね。僕の目標は何なんだろう。そしてどこまで昇っていけるんだろう。今からとても楽しみだ。