40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

コワ〜い不動産の話

コワ~い不動産の話 (宝島SUGOI文庫 A た 5-1)

コワ~い不動産の話 (宝島SUGOI文庫 A た 5-1)

一戸建て住宅希望者に欲しい広さを聞くと「30坪」と口をそろえる。しかし、この30坪の土地、もはや都内ではサラリーマンの手が届く金額ではなくなっている。(30坪は99㎡)


中古物件のチェックポイント
「内外装リフォーム済み」というのは表面のお化粧だけなので、重要なポイントにはなりません。重要なポイントは基本構造としっかりとしたメンテナンスがされていたかどうかです。不動産業者や、売主に確認して納得のできる回答がないのなら購入を見送った方がいいかもしれません。
また、最近では日本でも住宅診断(ホームインスペクション)を行う業者が増えているので、そういった業者に相談するのもひとつの手だろう。


マンションの管理費・修繕積立金は物件価格の2割になる!


感想
最近、周りに結婚を機に家を買う同僚が出てきたり、独身でもマンションを買った同期もいたりと、こういう話がちょっとずつ身近になってきた。僕は別に今のところ家を買うつもりは無いんだけど、とりあえず情報だけは仕入れておこうかと思って読んでみた。不動産購入の危険性から入ってどうするんだ、って感じはするけど。
結果、やっぱり不動産は怖いな、と。こんな高い買い物で失敗したら目も当てられない。それに、地震で家を失い、ローンだけ残るって可能性もあるわけだし。関東にも、いつ来てもおかしくないって言われているわけだから。あと、居住地の選択の自由は残しておきたいもんな。僕の職種では転勤の可能性はほとんど無いとはいえ、ずっと一人暮らしが続くのか、結婚するのか、子供ができるのか、先の事は何も分からないし。そうやって環境が変化した時に、過去が足を引っ張るような決定は下したくない。貸したり売ったり出来るとはいえ、絶対に自由は制限されるからな。
あまり考えてはいないけど、実家を相続する可能性もあるし。実際、今僕が住んでいる賃貸住宅よりも、実家の方が職場に近いんだよね。でも、単身のままだったらゆくゆくは戻ってもいいけど、結婚するのなら同居はやめておきたい。まあこれも、今後どう状況が変わっていくか分からないんだけどね。
現時点で考えているのは、退職後、貯まったお金で一括で終の棲家を購入してしまおう、と。その時には今以上に住宅環境が整っていると思うし。万が一その前に購入することになった際には、今回読んだ本を参考にすることにしよう。まあ、そうなった時には更に多くの情報を集めるだろうけどね。