40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

一生折れない自信のつくり方 実践編

一生折れない自信のつくり方 実践編

一生折れない自信のつくり方 実践編

感想
タイトルに惹かれて読んでみた。と言っても実のところ、自分に自信がないわけでも、自信を失ったわけでもないんだけどね。ただ、「自信」ってのはより良く生きるためには不可欠なものだと思っているし、今の自分がさらに充実した人生を歩むために何か得られるものがあったら儲けものだな、と思って読んでみた。この本は「実践編」で、前著に理論編みたいなのが出ているんだけど、そっちは読んでいない。そっちを先に読むべきだったんだろうけど、この本だけでも十分満足した。

「できる自分を描ける人の共通点」として幾つかの項目が挙げられている。ちょっと言い切りにくい項目もあるが、自分に当てはまったのは15個中12個。なかなかのもんだな。もし出来ることなら、自分に関わる人達も、これらの項目にたくさん当てはまっているといいなあ。今までの人生を、今の自分を肯定できる人がいいよな。自分を認められない・卑下する人はちょっとね。たとえ成功者であっても。


「なんのために」という目的を忘れないように「見直しタイム」を定期的に設ける
①人生の目的の設定、願望の明確化
②その為に「今」何をしているのか?
③その行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
④もっとよい方法を考え出し、実行してみよう

目的・目標を定期的に見直すっていうのも重要なことだな。僕は当面の目標として、「自分の幅を広げる、色々なことを知りたい・体験したい」ってのを掲げている。でも僕は、それほど活動的な人間じゃないからね。だからこそ、こういうアクティブな目標を掲げているというか。実際は「現状で満足する」っていうのが染み付いている。おかげで、自己肯定感・現状満足感も高く、平穏な生活を送れているんだけど。多分僕は、低レベルでの安定でも十分満足して生きられると思う。でも、もったいないじゃないか。僕の知らないところには、僕が全く知らない快楽・満足・幸福があるのかもしれない。望めば手に入るのに、知らないから望めない。もしそうだとしたら。もちろん、望んだからって全てが手に入るわけではないにしろ、一段上には一段上の喜びがあるのかもしれない。それを知りたい。

いつまでも求めるばかりでは、得られない現状に疲れ、得たものを保つのに疲れ、幸福を逃すだろう。だから、いつかは見切りをつける必要があるんだろうけど。でも、今から諦める必要も無いだろう。現状に満足しつつ、少し上を目指していくってスタイルが一番いいのかもしれないけど、それだと大きな成果は得られなさそう。まあ、今の僕はそんな感じだけどね。どうしたもんかな。


人に備わる5つの基本的欲求がうまく満たされるように、目標をバランスよく設定する
1)生存:心身ともに健康で生きようとする欲求
2)愛と所属:愛し愛される人間関係を築きたい欲求
3)力:自分の価値を認められたい欲求
4)自由:精神的、経済的な自由を得たい欲求
5)楽しみ:主体的に何かを楽しみたい欲求

僕の今年の目標のバランスはどうかな。16個立てた目標中、生存に関わるのは2つ、愛と所属に関わるのは2つ、力は4つ、自由は0、楽しみは8つ。楽しみ多すぎ。でもこれらは、「知りたい・体験したい」ってのに関わってくるんで。自由が0なのは、既に得ているから。そう考えると、偏っているけど、自分の中ではバランス取れてるのかな。


なかなか面白かった。やっぱり振り返ることは大切だよね。月1回は難しいけど、半年に1回はやっていかないとな。