40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

そこまで言うか!

そこまで言うか!

そこまで言うか!

●他人と自分を比較することについて
西村「それは、日本に宗教がないからじゃないですかね?価値観がないんですよ。」
堀江「日本にも、すごい歴史があるわけじゃないですか。」
勝間「日本の歴史は長いですけど、戦後に一回精算されてしまい、そこから新たな価値観を作ってしまったので、薄いんですよ。ですから、歴史をちゃんと理解して覚えていくことが大事だと思います。自分がどういうルーツをもった者で、どのように生きていくのか、といった根幹がないと、日々の生活を楽しめないんですよ。」


勝間「結局、自分がやっている仕事や、付加価値に対して、本当に見合う給料をもらっているのかどうか、それを疑問に思うかどうかですね。搾取されてるのか、されてないのかというのを、考えられるか考えられないか。」


勝間「後追いのコツコツはダメですよね。少ない情報の中から、人に言われる話を鵜呑みにして夢だけ追っちゃおうってことですかね。テンプレート化されたステップアップですね。」


勝間「日本の場合は情報統制をだれもしてないんですから、インターネットを使おうが、本屋に行こうが、図書館に行こうが、かなり安い値段で気づくチャンスがあるんですよ。」
西村「自分に与えられている場所以外で、なにか情報を得る努力をできるかどうかの違いだと思います。」


堀江「仕組みを知ることですごく得をすることがあるからね。」
西村「テクニックで得をすることは、世の中には多いですからね。」
堀江「たとえば簿記をやることは大事だったりする。パソコンの使い方も同様だよ。そういう実用性のある教育って、ほかにもすごくあるはずなのに、それを学校では教えようとしない。それは教えてあげないと、気付かないと思う。それは誰でも一緒で、俺も気付かない。」



感想
ホリエモンひろゆき、勝間さんの3人による対談本。3人に関しては本やネットの記事なんかでよく知っていたため、どんな話になるのかと期待したんだけど。ゆるいお喋りで、特に深い内容は無かったかな。そういうコンセプトの対談でもないし、そこに噛み付いても仕方ないよな。それにまあ、楽しく読めたし、ためになった部分もあったし。
価値観がない人が多いことについての考察は面白かった。勝間さんの指摘に、なるほどな、と。戦前のものを全て否定して、それ以降に積んできたものしか認めなかったら、そりゃあペラペラで軸のない、価値観の無い人間になっちゃうよ。過去を否定して蓋をするのではなく、しっかりと見つめ、それを糧とし、固く立つ人間になりたい。日本の歴史については、今後ももっともっと知っていきたい。
給料に見合う仕事をしているかどうか。僕はラインの人間ではなくスタッフなので、直接おカネを稼いでいるわけではないんだけど。貢献度で見ても、まだまだ当分赤だろうなあ。いつか、自信を持ってプラスに出来たと言える日が来るのかなあ。その日を目指し、意識高く仕事に取り組んでいきたい。
堀江さんの言う、「仕組みを知ることの有用性」は、本当にその通りだよな。知っているのと知らないのとでは天地の差がある、そんなものがこの世にはたくさんあるんだろうなあ。それを、一つでも多く知っていきたい。現状に甘んじず、常に求め続けていきたい。