働く君に贈る25の言葉
- 作者: 佐々木常夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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組織というものは、構成員全体のトータルで決まります。これまで数多くの職場を見てきましたが、優秀な2割の人だけ生かして仕事をしようとするチームは、それほど大きな成果を得ることができませんでした。そうではなく、落ちこぼれも含めた全体を底上げすることが肝心なのです。必ず底上げは可能です。決して、人を潰してはいけません。
仕事に結果をもたらすのは、能力というよりも熱意です。そして、熱意を生み出すのは、一緒に働く人たちとの間の信頼関係であり、「その人たちのことが好きだ」という気持ちなのです。
感想
Amazonで人気があるみたいだったんで読んでみた。「若い甥に向けた手紙」というスタイルの、若手社員へのメッセージ。入社8年目、もう少しで9年目に突入する僕は、ちょっと対象から外れていたかもしれないけど。実際、働くってことの基本について綴っているので、もうクリアしたな、って部分は多かった。
ただ、やっぱり何事も基本が一番大事だしね。気持ちを新たにすることが出来たし、読んで良かったと思う。身に付いていない部分ももちろんあったし、修正を図っていきたい。
著者が35歳で決まるという「成長角度」。その時は目前に迫っているし、長い会社人生で後悔することの無いよう、今を全力で生きていきたい。