40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】キャッシュフローゲーム

金持ち父さん」を薦めてきた友達繋がりで、キャッシュフローゲームをプレイした。これは本の中でも紹介されているボードゲームで、ゲームを通して投資や財務について学ぶことが出来る。どういうものなのかちょっと興味があったんで、いい機会だった。


初めてなんでどうなることかと思ったけど、何とかラットレースから抜け出ることが出来た。株が暴落して1株1ドルで買うチャンスがあって、その時に3000株購入。後に1株20ドルで売れたんで、そこで得た資金を使ってどんどん投資。最後は借金も利用してマンションを購入し、不労所得が総支出を上回る状態になってクリア。マイナスのマスに止まることもなかったし、順調だった。ゲーム内容としては結構単純なのかな。


大勢の友達とプレイすることで盛り上がったのは良かったけど、このゲーム本来の目的としての有用度はどの程度のものなんだろうね。投資に手を付けたことがない人が、興味を持つようになるのかな?これをプレイしてみようと思う時点で、その目的は既に達成しているような気もするけど。投資について、よりイメージが湧くようになるってことか?不労所得で生活することを妄想してその世界に安易に手を出すと、手痛い失敗をしそうだけどな。まあ、その失敗から学べればいいんだろうけど。


僕にとっては、もともと損益計算書貸借対照表は読むことは出来るし、投資だって既にやっているし、特に変わる要素はなかった。それに、このゲームでどんだけ上手くいったって、今の投資スタンスを変える気はないんだし。どういうゲームか分かっただけで、収穫だったのかな。何回もやるようなものではないと思うけど、純粋に、大勢で遊ぶのは楽しかった。




その後の顛末(2012年7月18日追記)
僕にとっては特に思いの変化はなかったキャッシュフローゲームだったけど、これが一連の流れだったということが判明した。飲み会での出会いから、「金持ち父さん」の薦め、キャッシュフローゲーム、そしてネットワークビジネスへの誘い。なるほどねえ、って感じ。


僕の場合、別口で2本同時にアプローチがなされたため、その手口を比較することが出来て、結構面白かった。そんなにカモに見えるかと、ちょっと落ち込まないでもないけどね。僕は普通の人よりは本をよく読むし、こうしてブログにアップもしてるし、頑張って成長を目指してる系の人間だと思われたんだろう。


それはともかく、手口は共通だったから、手順がしっかりできているんだろう。最後のアプローチはちょっと性急・稚拙だったようにも感じたけど、どれだけ慎重に進めたって、結局最終目的とするところに相手の興味がなければ意味が無いんだし。人間関係を固めて縛るって手段をとるのでもなければ。


彼らもおそらく覚悟を決めて活動してるんだろうけど、内心はどう思ってるんだろう。そういう部分、是非追ってみたいけど、あんまりリスクを冒すのもね。表面を見る限りでは、かなり深くコミットしているように感じた。宗教がかっていると言ってもいいくらい。宗教方面については前に結構調べたことがあるんで、それと同じ心理だってんなら想像はつく。


人間、自分の信じるところで全力を尽くして生きていくのが一番幸福なんだとは思う。それがどういう道だったとしても。問題は、それが時の試練や状況に左右されないものかどうかってこと。目が醒めた時に後悔する道は、選びたくないよね。それもいい経験と思える程度であればいいんだけど、サンクコストが膨大すぎて引き返せない、なんて事態にもなりかねないからな。


「絶対の価値なんて無い」と思っている僕だから、何か・誰かに心酔したり、深入りするようなことはない。集中による効果の大きさは勿論知っているけれど、それを考慮しても、今の立ち位置を保つと決めた。自由な自分でありたい。なにより精神的に。


色々なことを経験したい僕からすれば、今回のことも、なかなか面白い体験だった。