40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

私はコーヒーで世界を変えることにした。

私はコーヒーで世界を変えることにした。

私はコーヒーで世界を変えることにした。

私の人生の礎となる「ストリート・スマート」という考え方
「ストリート・スマート」は、「どんなときでも何とかなる」、「どんな状況でも何とかする」、「常に楽しくおもしろく生きる」という生きるための心構えであり、生き抜くために覚えておくべき究極のポジティブ思考だった。さらに、それは「自分自身のためだけでなく、自分を必要としているすべての人のために、自分ができることはすべてする」という生き方でもあった。


最高級の高価なコーヒー「グラン クリュ カフェ」
ずっと、コーヒーの価値を多くの人に理解してほしいと思っていた。そのためには、コーヒーの品質のピラミッドを作り、すそ野を広げていく必要がある。だから、まずピラミッドの頂点に立つ「グラン クリュ カフェ」を作ったというわけだ。
「いままで飲んでいたコーヒーは、いったい何だったのか」。「グラン クリュ カフェ」を飲んだ人たちは、一様に口を揃える。ていねいに淹れられたコーヒーがカップに注がれ、それを手にしたときのふくよかな香りに誰もが魅了される。そして、ひと口ふくめば果実のフレッシュな酸味が口いっぱいに広がっていく。喉を通るときに感じるコーヒー本来の味わい、さらに鼻孔に残るコーヒーの芳醇な香り。「これが、本当においしいコーヒーだったのか」。誰もが納得する。



感想
島地さんのネット連載「Treatment & Grooming At Shimaji Salon」で今、著者の川島さんとの対談が行われている。この本の存在はその前から知ってたんだけど、いい機会だと思い、読んでみることにした。
世界中でコーヒー栽培に携わり、「コーヒーハンター」と呼ばれる著者の波乱の半生を描く。著者のコーヒーに対する思いが伝わってきたし、すごく楽しく読むことができた。この人に限らないけど、信念を持ちその道を突き進んでいる人の生き様には圧倒されるよなあ。
まあ、こういう人達はそういう生き方しか選べないから、そう生きているだけで、本当の意味でどちらが幸せなのかは分からないと思うけどね。そこは比較するものでもないし、自分に合った、自分だけの道を模索していくべきなんだろう。その途上で、参考に出来る部分があるのならば参考にすればいい。


コーヒーへの思い入れは相変わらず特に無いんだけど、この本を読んでいると最高級のコーヒー「グラン クリュ カフェ」を飲んでみたくなるよね。ネットで豆を買うことも出来るし、高級喫茶「ミ・カフェート」で飲むことも出来る。一番高いやつで1800円!すごいなあ。


著者は、『飲んだ人は「いままで飲んでいたコーヒーは、いったい何だったのか」と一様に口を揃える。』と言うけれど。やっぱりそれって、それなりにコーヒーに親しみ、味の違いが分かる人たちだよなあ。僕のように、インスタントで満足しているような、しかも最近までインスタントすら飲む習慣の無かった人間には、多分伝わらないと思う。「美味しいな」とは感じるだろうけど、そのレベルを察知することは出来ない。


それが分かるようになるまで深めていきたい気もするし、現状に留めておいたほうがいいような気もする。拘りは少ないほうが、生き易い。そのおかげで、今のゆとりある生活がある。拘りが何も無いのはつまらないけど、自分にとってそれに値するものかどうかは、きちんと見極めないと。
まあ、コーヒーくらいで何を言ってんだかって気もするけどね。とはいえ、コーヒーは日常飲むものだからな。1杯1杯は大した出費じゃなくても、積み重ねると大きな違いになる。とりあえずは今のインスタント生活を続け、心境の変化を待つことにしよう。