有頂天家族
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 単行本
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「これも阿呆の血のしからしむるところだ」
「面白きことは良きことなり!」
感想
森見さんの本、5冊目。前回読んでから、だいぶ間が空いてしまったなあ。結構好きな作者さんなんで、発売されている本は全部読んでいきたいと思ってたんだけど。今回のをきっかけに、またちょっと漁ってみるか。
今回この本に手を出したのは、7月からアニメ放送するということを知ったから。TOKYO MXでは明日の7日から放送。別にアニメと原作のどちらが先になっても構わないんだけど、せっかく知ったからには、こういう機会を大事にしようと思って。放送前に読書が間に合って良かった。
今回の本も相変わらず森見ワールドが展開されており、楽しい話だった。やっぱり森見さんの話はいいね。相変わらずその良さを上手く表現できないんだけど。頭で考えたこと、理性の部分はそれなりに書けても、感性の部分を説明するのは苦手なんだよな。まあとにかく、雰囲気やテンポがいい話だった。あと、擬音が可愛いのがいい。それと、赤玉ポートワインと偽電気ブランを飲んでみたい。
原作とアニメとではギャップが発生するものだけど、今作はどうなることか。上手くいくといいなあ。