貧乏はお金持ち−「雇われない生き方」で格差社会を逆転する
貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社+α文庫)
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: 文庫
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生き延びるためになすべきなのは、国家に依存するのでも権力を拒絶するのでもなく、国家の仕組みを観察し、理解し、道具として利用することだ。
感想
橘さんの本はどれも面白いんだけど、今回のは今の僕にはまだ早い本だったかな。まだ独立するつもりはないんで。ただ、今後正社員という制度が崩れ、フリーエージェント化していくって流れは、まあその通りだと思う。
とりあえずは、今の体制化でどれだけ備えられるか。そのまま引退できるくらいまで準備できたら重畳。いますぐに放り出されたとしても、十分なクッションはあるけれど、不安定化は避けられない。その中間の、どこかに決着するってのが現実的かな。
そして、もしも放り出された暁には、使える制度は徹底的に使っていきたい。そういう情報収集・活用は、楽しんでやれるほうだし。今よりも、生きている実感は強くなるかもなあ。といって、歓迎はしたくないけど。