アリリタ1年目の振り返り
2020年3月末にリタイアを達成し、今日で丸一年が経過した。環境や生活スタイルの変化等色々あったけれど、この一年を表現するなら、「満足」の一言に尽きる。
リタイアするにあたって一番の懸念点は、僕の孤独耐性がどれほどのものなのか、ということ。人生の選択を失敗したって掲示板に書き込む人も多いからな。「結婚しておけば良かった」とかね。自分の場合はどうなんだろうって。
結果、全く問題ないことが証明された。耐性どころか、適性があるな。僕が内向型人間だってのが大きく関係しているんだろう。僕にとって、人付き合いはストレスの元でしかなかった。そこから解放されて、今、本当に自由を堪能している。
もう一つの懸念点は、暇を持て余さないかってこと。仕事に使ってきた時間を全て自由に使えるわけだからな。それに耐えられず仕事に復帰する人も多いし。
結果、この点についても全く問題なかった。毎日特別なことをしているわけではないけど、そんな日々を充実していると感じるし、退屈に焦ることもない。
むしろ、やりたいと思っていたことの解消がほとんど進んでいない。積み本、積みゲーは相変わらず残っているし、何より旅行が出来ていないままだからね。他にちょっと手を出してみたい趣味もそのままだし。暇に苦痛を感じないから、それらに着手するモチベーションが湧かないってのもあるな。それはそれで問題なんで、多少は計画していきたい。義務と感じない範囲で。
リタイア後の生き方については、勢古さんをロールモデルとして参考にしているけれど。勢古さんは定年までしっかり働いたわけだからね。意志を持ってアリリタを成し遂げた僕とは達成感が違うんだろう。
僕は今でも定期的に、「アリリタして良かった」ってしみじみと感慨にふけるからな。まあ、それ以外の生活の実態は似たようなものだと思うけど。
この調子でアリリタ2年目も過ごしていきたい。